第119回医師国家試験
D-34
問題
38歳の女性。自宅にこもりがちな状態が続いていることを心配した母親に付き添われて来院した。6か月前に夜遅く会社から帰宅する時、乗っていたタクシーがトラックと正面衝突事故を起こし救急搬送された。タクシーの運転手は意識不明の重体であったが、本人は軽症で3日後に退院した。入院中から不眠が続き、退院後も自動車事故の光景を繰り返し思い出すようになり、車に乗ることだけでなく周囲に車が近づくだけで不安が強まるため、あまり外出しなくなっている。
診断はどれか。
選択肢
- うつ病
- 適応障害
- 脱抑制性対人交流症
- 反応性アタッチメント症
- 心的外傷後ストレス障害<PTSD>
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